毎月のお給料から得られるお金は、今や少額でも外貨で積立てる時代です。いざという時は外貨がモノを言います。

貯まる!投資信託積立のすすめ
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お金は外貨で積立てよう!

我々が普段働いて得るお金は当然日本円で支払われます。
当然の話ですが、日本にいる以上は全ての決済は自国通貨である日本円で行われます。
民法にも、そのような記載があります。
米軍基地内は例外にしても、日本に居住する者の義務として商取引の一切は必ず日本円で施行しなければなりません。

では、だからと言って「私たち日本人は外貨でお金を積立てる必要なんかない」と言い切っていいのでしょうか。答えは否です。

確かに日本円は世界的に最も強い通貨の一つではあります。
しかし金融市場は常に安定しているとは限りません。起こってほしくないことではありますが、もし溜りに溜まった莫大な日本国債がギリシャのようにデフォルト寸前に陥ったら……。あるいは東アジア情勢が某国の戦略ミサイルによって不安定化したら……。日本円暴落のシナリオは、実はいくらでも想定できるのです。

このような時のための外貨預金やそのための預金口座の用意は、日本以外の国では常識となっています。
それは投資という意味合いではなく、あくまでもイレギュラーな事態に備えた保険のようなものです。

たとえば毎月30USドル積立てれば一年後には360ドル、五年後には1800ドル、十年後には3600ドルとプラスアルファの金利が付きます。
日本人は何事にも「安定」を求める民族ではありますが、なぜか今までこういう面での備えには疎いものでした。
しかしこれからの時代は急速に国際化に向かいます。
我々は今度こそ、真面目に外貨と向き合わなければならないのです。